シルク

シルクといってもあのシルクじゃないですよ?


版画のシルクスクリーンってやつです。


ちょっとマニアックなので普通の美術の授業でやることはないと思います。


一口に版画といってもたくさんあって、他にも銅版を直接針で削るドライポイント。銅版を腐食させてから削るエッチングなど様々なものがあります。


たぶん、小学生や中学生の頃にやったのは木版画の単色刷りだと思います。


シルクスクリーンは他の版画とは少し違います。


版画といえばガリガリガリガリ彫っていくイメージがあると思いますが、それがないんです。


えーと、網戸ってありますよねー?あの窓のところにあるやつです。


まず寝かした網戸の下に布を敷きます。


後はインクを垂らして他の版画同様ゴシゴシするだけなのですがー、このままインクを垂らしてしまったんじゃぁ、全部が全部染まっちゃって意味がありません。


そんなわけで布と網戸の間に好きに切り取った紙を敷きましょう。


紙を蝶の形に切って使えば、その形にインクが入って布に自分の好きな形を入れることができます。この場合は蝶ですね。


後はこれをドライヤーで乾かせば完成ですー。


これで何をするかと言うと学際用のオリジナルTシャツの作成です。


シルクスクリーンを利用すれば簡単に大量生産ができますからねー。


たぶん、文化祭とかのTシャツをこれを利用して作ることが多いんじゃないかな?