フェスティバルゲート

5月21日・・・今日!私の好きな作家の乙一さんの小説(短編集)が初映画化としたので早速見に行ってきましたー。


ぃぁ〜よかったです。初回ということで乙一さん本人にも会えましたし大満足!


簡単に感想を書いておきますとー


・カザリとヨーコ…カザリとヨーコは双子の姉妹。しかし、母親はヨーコだけを可愛がりカ ザリは虐待を受ける。あることがきっかけで二人は・・・・。

 5つあるうちの一番最初のお話です。可もなく不可もなくといったお話だけど 結構お気 に入りだったりします。人が成長(?)していくお話は好きです。


・SEVEN ROOMS…ある朝 目を覚ますと暗い牢屋のような密室に閉じ込められていた。どう やら同じ部屋が7つもあるようだ。兄弟は力をあわせて脱出を試みる。

 はい、一番好きな作品です。映画の出来もすごく良くて大満足でした。強いて言えばあっ このシーンを入れてほしかったなーとかそれくらいかなw


・So・Far…少年が一人で留守番をしていると 近くのトンネルで交通事故があったという 知らせが。その日を境に父と母はお互いの姿が見えなくなってしまう。

 これも思っていたよりおもしろかったですー。ただ、最後のオチは様々な心情があり、そ れを理解したうえで知ると おぉ・・・! って思えると思うのでそのへんの表現の仕方 が後一歩ってところかな?


・陽だまりの詩…主人公の少女はとある男の作られたアンドロイド。彼女は死というものを 通じ次第に成長して行く。

 これだけがフルCGの作品でしたー。首もげたりするんで人間だと気持ち悪いしねw
 すごく綺麗な世界観で心温まるお話でした。


・ZOO…男はふとしたきっかけで恋人を動物園で殺してしまう。それから毎日毎日写真を 撮っていくがやがて・・・。

 一番わけのわからないお話でした。本の中でもそうだったのですが 映像にすると余計に わかりません。これだけが少し消化不良気味でしたー。