感想

気がつけば早いもんでもう5月7日。


GW中遊びまくってたもんで全然更新してませんでしたー。ごめんなさーい。


日によってはだらだらゲームばっかりしていることもあったんですけどー GWだったから更新は無しってことで!!(関係ない


そんなわけで最近読んだ本の感想でも〜


沈黙の教室 折原 一


1972年。松井町立青葉ヶ丘中学3年A組では、陰惨なイジメ="粛正"が行われていた。謎の編集者が発行する『恐怖新聞』により、生徒だけでなく教師までもが"粛正"の対象とされた。編集者は常に関係者全員を監視しており、粛正の対象となった者は、次々と悲惨な結果を被った。
そして、20年後。"由美"は車で男を轢きかける。男は転倒したショックで記憶を失ってしまう。彼は'72年度青葉ヶ丘中学卒業生同窓会の告知の切り抜きと、殺人計画を書いた手帳を持っていた・・・。


もう恐怖新聞と粛清!!につきる作品ですね。読んでいてどんどん引き込まれました。
前半からかなり飛ばしたせいか途中若干前半のほうがおもしろかったな。とか、悪いことしたのに裁かれず釈然としない場面もありましたがそれを差し引いても今まで読んだ本の中で5本の指に入るほどの作品だったと思います。


第48回日本推理作家協会賞長篇賞受賞作なのですが、どちらかというとホラーやサスペンスに近い形の作品だと思います。そのため好き嫌いが若干わかれるかもしれませんが、大変おもしろい作品なので叙述トリック好きの人もそうでない人も気が向いたら読んでみてくださいねー。とはいっても1994年の本ですがw(Amazonとかならあるのかな?